ポータブルバッテリー(電源)を使うと一酸化炭素中毒になる?事故事例・活用シーンまで解説

ポータブルバッテリー(電源)を使うと一酸化炭素中毒になる?事故事例・活用シーンまで解説

 

こんにちは!ソラリッチ店長の森川あかりです!

「停電やアウトドアで便利そうだし、ポータブルバッテリー(電源)を使ってみたい。でも一酸化炭素中毒になるって聞いて不安…」と思ったことはありませんか?

SNSや口コミで見かけると、特に小さなお子さんや高齢のご家族がいる家庭では「室内で使って大丈夫?」「車内やテントは危ない?」「発電機と同じリスクなの?」と心配になりますよね。

そこで本記事では、ポータブルバッテリー(電源)で一酸化炭素中毒が起こるケース・起こらないケースを整理しながら、実際に起きた事故のパターン、注意すべき活用シーン、そして安全に使うためのポイントまで、わかりやすく解説します。

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【結論】ポータブルバッテリー(電源)を利用しても一酸化炭素中毒にはならない

結論から言うと、ポータブルバッテリー(ポータブル電源)そのものが原因で一酸化炭素中毒になることは基本的にありません。理由はシンプルで、一酸化炭素は「燃料を燃やす(燃焼する)」過程で発生しやすいガスだからなんです。

一酸化炭素は、ガソリン・ガス・灯油・炭などの炭素を含む燃料が不完全燃焼したときに発生します。たとえば携帯発電機は、燃料を使ってエンジンを動かし、排気ガスが出ます。この排気ガスには一酸化炭素が多く含まれるため、屋内使用は非常に危険だと注意喚起されています。

一方で、ポータブルバッテリー(電源)は、あらかじめ蓄えた電気を取り出して使う蓄電装置です。資料でも、ポータブル電源は「リチウムイオン蓄電池などの充電式電池を内蔵した大容量かつ可搬型の蓄電装置」と説明されています。

つまり、ガソリン・ガス・灯油などを燃やす工程自体がないので、COが発生する要因が存在しないということですね。

「一酸化炭素中毒が心配…」という方は、まず燃やしているかどうかで切り分けると分かりやすいですよ!
ポータブルバッテリーは「電気」だから比較的安全なんだね!


ポータブルバッテリー(電源)の事故は火災がほとんど

「CO中毒の心配は基本ない」と聞くと安心ですが、ポータブルバッテリー(電源)にもリスクがゼロというわけではありません。注意すべきは、一酸化炭素ではなく発熱・発火(火災)です。

実際、消費者庁の注意喚起資料では、事故情報データバンクに寄せられたポータブル電源に関連する事故29件はすべて火災事故だったとのことです。

さらに、リコール製品による事故が約半数(15件)を占めていた、という指摘もあります。

では、どういうときに火災が起きるのでしょうか。資料内では、出火原因は「不明または調査中」が多いとしつつも、次のようなパターンが挙げられています。

ポータブルバッテリー(電源)を安全に利用するために気をつけるポイント

ポータブルバッテリー(電源)を安全に利用するために気をつけるポイント
  • ポイント①|定期的にメンテナンスをする
  • ポイント②|高温環境下での使用は控える
  • ポイント③|PSEマークが表示されている製品を選ぶ
  • ポイント④|リコール対象製品でないか確認する
  • ポイント⑤|パススルー充電に対応している製品を選ぶ

ポイント①|定期的にメンテナンスをする

「災害用だから、普段はしまいっぱなし」という方ほど要注意です。ポータブルバッテリーは、使っていなくても少しずつ放電が進みます。

残量が極端に少ない状態で長期間放置すると“過放電”になり、性能低下や故障の原因になりやすいです。

目安としては、1〜3か月に1回、残量を確認して必要に応じて充電しましょう。

ポイント②|高温環境下での使用は控える

バッテリーは高温に弱く、熱がこもる環境では内部が劣化しやすくなります。安全に使うためにも、基本はメーカーが推奨する温度範囲で使用しましょう。

特に注意したいのが、夏場の車内放置や直射日光の当たる場所での使用です。短時間でも本体温度が上がりやすく、負荷がかかります。

また、湿気の多い場所は感電や故障リスクが高まりやすいので、水回り・結露が出る場所も避けるのが安心です。

ポイント③|PSEマークが表示されている製品を選ぶ

安全面でまず確認したいのが、PSEマークなどの安全認証です。特に、ACアダプターなど電気用品として対象になる部品を含む製品では、表示の有無が判断材料になります。

あわせて、安価すぎる製品やメーカー情報が不明なものは避けるのが無難です。

購入前に、保証期間が明確か、問い合わせ先(住所・電話・窓口)がきちんと記載されているかも確認しておくと、万一のときに困りません。

ポイント④|リコール対象製品でないか確認する

リコール対象製品とは、設計不良や製造工程上の問題などで、発火・異常発熱・感電といった危険性が確認された製品のことです。リコール品が厄えるのは、通常の使い方でも事故につながる可能性がある点にあります。

確認先は次のようなところがおすすめです。

  • メーカー公式サイトの「重要なお知らせ」「リコール情報」
  • 消費者庁や経済産業省などのリコール情報ページ

「うちは大丈夫」と思っていても、型番違いで対象になっていることもあるので、購入後も年に一度くらいはチェックしておくと安心です。

ポイント⑤|パススルー充電に対応している製品を選ぶ

事故トラブルは「充電中」に起きるケースが多いと言われます。充電中はバッテリー内部に負荷や発熱が集中しやすいため、使い方・製品選びが重要です。

そこで注目したいのがパススルー充電。これは、本体を充電しながら同時に家電や機器へ給電できる機能のことです。
非対応製品で“充電と給電を同時に行う”と、内部回路に過剰な負荷がかかり、異常発熱・劣化・故障の原因になることがあります。

ちなみに、ソラリッチはパススルー充電に対応しています。防災でも日常でも「使い方の自由度」を上げたい方は、製品選びのチェック項目に入れてみてくださいね。

「充電しながら使いたい」人ほど、パススルー対応かどうかは事前に確認しておくと安心です!
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「一酸化炭素中毒」のリスクは発電機のほうが高め

上位記事でよく注意喚起されている通り、一酸化炭素(CO)中毒のリスクが高いのは「発電機」のほうです。理由は、発電機がガソリン・軽油・カセットボンベ等の燃料を使ってエンジンを動かし、排気ガスを出す仕組みだからです。

そしてこの排気ガスには、毒性の強い一酸化炭素が多く含まれることが知られています。

東京都(東京くらしWEB)の試験では、家庭用の携帯発電機を室内で運転したところ、CO濃度が約10分で1,600ppm以上という極めて危険なレベルに達したと報告されています。

さらに、同じく注意喚起資料では、CO濃度が1,600ppmの場合、20分程度の吸入で頭痛・めまい・吐き気などの症状が出て、2時間の吸入で死に至る可能性があると示されています。

発電機を使う場合は、必ず屋外の風通しが良い場所で、取扱説明書や製品ごとに定められた建物からの距離を守って設置するのが基本です。

発電機は「ちょっとだけなら大丈夫」が通用しません。屋内・車庫・物置など「こもる場所」では絶対に使わないでくださいね。
一酸化炭素中毒のリスクが不安なら、ポータブルバッテリーが良さそう!


発電機を利用して一酸化炭素中毒になった事故事例

ここでは「実際に起きたケース」を知っておくと、危険のイメージが一気に具体化します。経済産業省(北海道経済産業局)の注意喚起資料では、携帯発電機(家庭用発電機)による一酸化炭素中毒の事例が紹介されています。

事例①:2018年9月8日(北海道)—死亡

北海道胆振東部地震の停電後、一酸化炭素中毒で1名が死亡し、現場に家庭用の携帯発電機があったとされています。

原因としては、取扱説明書に「排ガスがこもる場所で使用しない」「排ガスは一酸化炭素などの有害成分を含む」と記載があったにもかかわらず、換気の不十分な屋内で使用して排ガスが滞留し、CO濃度が上昇した可能性が高いとの情報がありました。

事例②:2020年9月7日(鹿児島県)—死亡1名・重症2名

台風後の事故として、一酸化炭素中毒で1名が死亡、2名が重症となり、現場に家庭用の携帯発電機があった事例も挙げられています。

製品自体に異常は認められず、換気が十分に行えない屋内で使用したことで屋内のCO濃度が上昇したと推定されています。

こうした事例から分かるのは、発電機は「停電時に役立つ」反面、使い方を誤ると命に関わるということ。だからこそ、ポータブルバッテリー(電源)と混同せず、発電機を使うなら屋外・距離・換気を徹底しておきましょう。

怖いのは「製品が壊れていたから」ではなく、動作に問題がない発電機でも、置き場所を間違えると重大事故につながる点なんです!
取り扱い説明書をしっかりと読まないとだね!

ポータブルバッテリー(電源)の活用シーン

ポータブルバッテリー(電源)は燃焼工程がない分、屋内でも扱いやすいのが強みです。もちろん発熱・発火などのリスクはあるので安全に使う前提ですが、「安全に電気を確保したい」場面では、ポータブル電源が活用しやすいでしょう。

ここでは、ポータブル電源が実際に役立つ代表的な利用シーンを3つ紹介します。

ポータブルバッテリー(電源)の活用シーン
  • シーン①|キャンプ・車中泊
  • シーン②|非常時での利用
  • シーン③|日常利用

>>ポータブル電源のおすすめ活用法|防災にも節電にもなる暮らしの工夫

シーン①|キャンプ・車中泊

キャンプや車中泊は、ポータブル電源の活用の幅が広いシーンです。具体的には、以下のような用途で使うことが可能です。

  • テント内・車内で電気毛布や電気マットを使える
    夜の冷え込み対策は、快適さだけでなく安全面でも重要です。燃焼系の暖房と違い、電気毛布は取り回しがしやすく、管理もしやすいのがメリットです。
  • 火やガスに頼らず調理ができる
    電気ケトルや電気調理器を使えば、湯沸かしや簡単な温かい食事も作れます。風が強い日や火の管理が難しい場面で、心理的ハードルが下がるのもポイントです。
  • 夜間照明として静かに使える
    ランタン代わりに照明をつないだり、スマホの充電をしたり。発電機のような騒音がないので、周囲に気を使う場面でも使いやすいです。

シーン②|非常時での利用

ポータブルバッテリー(電源)は、停電した際でも照明の電源として活用したり、スマホを充電したりすることが可能です。

万が一の事態で「真っ暗な部屋で行動しにくい」「スマホの残量が減る」「情報が得られない」といった不安を軽減できるのは大きなメリットでしょう。

また、避難所や集合住宅など、排気ガスが問題になる環境では発電機が使えないケースもあります。その点、ポータブル電源は「電気を持ち運ぶ」形なので相性がよいと言えそうですね!

シーン③|日常利用

ポータブルバッテリー(電源)は、「防災のためだけ」だと、しまいっぱなしになりがちです。しかし、日常利用しやすい製品は増えていて、普段の中でうまく活用すれば快適な暮らしにつながりますよ!

たとえば、急に停電したり、ブレーカーが落ちたりしても、PCやルーターを一定時間動かせるのがポータブルバッテリー(電源)のメリットです。

コンセントが遠い場所でも、電源が1つあるだけでキッチンや庭・屋外作業などの作業効率が上がります。屋外でのライト、簡単な工具、扇風機などにも便利です。

また、電源のない場所での掃除機・電動工具の使用にもピッタリといえます!
車の中やガレージ、物置など「電源の確保が難しい場所」で活躍するのは、ポータブルバッテリー(電源)ならではなんです。

最近では、ソーラーパネルで充電しながら活用できる製品も多く、節電効果も期待できるモデルが増えています。

日常的に少しでも使っておくと、いざという時に「使い方が分からない」を防げますよ。
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中でもソラリッチは、防災だけでなく日常でも使いやすい設計なので、「しまいっぱなしで劣化させない」という意味でもおすすめできるモデルです。

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まとめ:ポータブル電源で一酸化炭素中毒にはならない

ポータブルバッテリー(電源)は、燃料を燃やして電気を作る機器ではなく、蓄えた電気を使う蓄電池です。そのため、ポータブル電源そのものが原因で一酸化炭素が発生することは基本的にありません。

とはいえ、発熱・発火などのバッテリー事故はあるため、適切に使用することが重要です。

「できるだけ安全に電気を確保したい」という目的なら、安全に使い続けられるソラリッチがおすすめできます。気になる方は、ぜひ公式ページをチェックしてみてくださいね!

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