【2026年度最新】家庭用ソーラーパネル補助金はもらえる?補助金額や条件を解説
こんにちは!ソラリッチ店長の森川あかりです!
家庭用ソーラーパネルは、補助金をうまく活用できれば初期費用を大きく抑えられます。
一方で、制度を正しく理解せずに導入すると、期待した効果が得られないこともあります。
「国の補助金はあるのか」「自治体ならもらえるのか」「自分の住んでいる地域は対象なのか」など、調べ始めるほど疑問が増えてしまいますよね。
さらに、年度や条件によって内容が変わるため、「結局、今は何が使えるのか分からない」と感じる方も少なくありません。
この記事では、家庭用ソーラーパネルの補助金について、制度の仕組みと現実的な活用ポイントを整理します。
情報に振り回されず、自分に合った選択を考えるための判断材料としてお役立てください。
- 家庭用ソーラーパネルに使える補助金・助成金の全体像
- 家庭用ソーラーパネルの補助金はどこから出ているのか(国・自治体の違い)
- 国が実施している家庭用ソーラーパネル・蓄電池関連制度の内容
- 自治体が実施している家庭用ソーラーパネル・蓄電池補助金の特徴と注意点
- 太陽光・蓄電池・EVを組み合わせた補助制度の考え方
- 家庭用ソーラーパネル補助金に関するよくある誤解と注意点
- 補助金条件が合わない場合の現実的な選択肢(ポータブル電源という考え方)
家庭用ソーラーパネルに使える補助金・助成金まとめ【一覧】

家庭用ソーラーパネルに関する補助金・助成金は、国と自治体がそれぞれ異なる目的で実施しています。そのため、制度の数が多く、条件や金額も一律ではありません。
細かな制度解説に入る前段として、どのような補助金が存在するのかを一覧で整理します。全体像を先に把握しておくことで、自分がどの制度を深掘りすべきか判断しやすくなります。
個別制度だけを見てしまうと、使える補助金を見落とす原因になるため注意が必要です。
まずは一覧で制度の幅を把握し、次章以降で国・自治体ごとの仕組みを詳しく理解していきましょう。
補助金・助成金の主な区分(一覧イメージ)
| 区分 | 実施主体 | 特徴 |
| 国の補助金 | 国(複数庁) | ZEH(※)や省エネ住宅支援の枠組みが中心 |
| 自治体の補助金 | 都道府県・市区町村 | 地域独自。金額・条件の差が大きい |
| 複合支援 | 自治体中心 | 太陽光+蓄電池+EVなどの同時購入 |
※ZEH(ゼッチ:Net Zero Energy House)
家庭用ソーラーパネルの補助金はどこから出ている?【国・自治体】

家庭用ソーラーパネルの補助金は、大きく分けて「国が実施する制度」と「自治体が実施する制度」の2種類があります。
両者は目的や設計思想が異なり、同じ太陽光発電でも内容はまったく別物です。この違いを理解せずに調べ始めると「思っていた補助金が使えなかった」というズレが起きやすいんです。
ここでは、国と自治体それぞれの役割を整理し、後続の制度解説を理解するための前提を押さえます。
- 国が実施している補助金制度
- 自治体が実施している補助金制度
それぞれの特徴を知ることで「自分はどこを重点的に調べるべきか」が明確になります。ここを押さえてから、具体的な制度内容を確認していきましょう。
国が実施している補助金制度
家庭用ソーラーパネルに関する国の補助金は、太陽光発電単体の補助金はありません。
多くの場合、ZEHや省エネ住宅といった「住宅性能の底上げ」を目的とした制度の一部として位置づけられています。これは、再生可能エネルギーの普及だけでなく、住宅全体のエネルギー効率を高める狙いがあるためです。
そのため、太陽光だけを後付けするケースでは対象外になることもあります。国の制度は補助額が大きい反面、条件が厳しい点が特徴なので、事前に確認しましょう。
自治体が実施している補助金制度
自治体の補助金は、地域ごとの課題解決を目的に設計されています。そのため、金額や条件に大きな差があり「同じ県内でも市区町村で内容が違う」というケースも珍しくありません。
災害対策や自家消費促進を重視する自治体では、太陽光や蓄電池の導入を積極的に支援しています。
一方で、予算枠が小さく、先着順で早期終了することも多いのが実情です。自治体補助金は柔軟性が高い分、情報収集の早さが結果を左右します。
国が実施している家庭用ソーラーパネル・蓄電池関連制度まとめ

国が実施している補助金制度は「家庭用ソーラーパネルを設置すればもらえる」という単純な仕組みではありません。
多くの場合、省エネ住宅の普及や脱炭素政策の一環として設計されており、太陽光発電や蓄電池はその要素のひとつとして位置づけられています。
そのため、制度ごとに対象となる住宅や条件が異なり、補助額にも差があります。ここでは、現在利用できる国の主要制度を整理し、それぞれの違いを理解するための土台をつくります。
- 制度①|GX志向型住宅(子育てグリーン住宅支援事業)
- 制度②|既存住宅向け省エネ改修+設備導入支援制度
- 制度③|ZEH・高性能住宅向け関連支援制度
制度名だけを見ると分かりにくい部分も多いため「どんな人が対象なのか」「何に注意すべきか」を順に整理していきます。
制度①|GX志向型住宅(子育てグリーン住宅支援事業)
GX(Green Transeformation)志向型住宅向けの補助制度は、新築住宅において高い省エネ性能を備えることを前提に設計されています。
太陽光発電は単独設備として評価されるのではなく、断熱性能や一次エネルギー消費量の削減とセットで判断されます。そのため、補助金の対象になるかどうかは、設備構成全体で決まる点が特徴です。
補助額は最大160万円/戸と大きいものの、設計段階から制度要件を満たす必要があります。後から太陽光を追加して補助を受ける、という使い方は想定されていないんです。
制度②|既存住宅向け省エネ改修+設備導入支援制度(年度別制度)
既存住宅向けの支援制度では、太陽光発電や蓄電池の導入だけでなく、断熱改修との組み合わせが重視されます。
これは、発電量を増やすだけでなく、住宅のエネルギー消費そのものを抑えることが目的だからです。制度内容は年度ごとに変わるので、導入を決める際に最新情報を確認するのが大切です。
条件が合えば活用しやすい反面、申請期間が短く、予算が上限に達すると早期終了するケースもあります。検討する場合は、必ず最新年度の要件を確認する必要があります。
制度③|ZEH・高性能住宅向け関連支援制度(補足)
ZEHや高性能住宅向けの支援制度では、住宅の年間エネルギー収支を実質ゼロに近づけることが求められます。
太陽光発電はその中核となる設備で、条件を満たすことで55万円/戸から90万円/戸程度の補助が設定されています。さらに、蓄電池を併設することで追加補助が受けられる場合もあります。
ただし、ZEH基準は設備だけでなく、断熱性能や設計全体が評価対象です。補助金ありきで設備を選ぶと、基準未達になるリスクもあるため注意が必要です。
自治体が実施している家庭用ソーラーパネル・蓄電池補助金まとめ

自治体が実施している補助金は、家庭用ソーラーパネルや蓄電池の導入を後押しする重要な制度です。ただし、国の補助金とは異なり、地域ごとの課題や方針が色濃く反映されています。
そのため、補助額や対象条件は自治体ごとに大きく異なり、同じ設備でも「使える地域」と「使えない地域」が分かれます。
この章では、代表的な自治体補助金の考え方を整理し、制度を正しく活用するための前提を押さえます。
- 制度①|住宅用太陽光発電システム導入補助
- 制度②|家庭用定置型蓄電池導入補助
- 制度③|V2H・EV関連設備導入補助
- 制度④|太陽光・蓄電池・EVを組み合わせた包括支援制度
自治体補助金は「知っているかどうか」で結果が大きく変わります。次からは、制度ごとの目的や注意点を具体的に確認していきます。
制度①|住宅用太陽光発電システム導入補助
多くの自治体では、住宅用太陽光発電システムの導入に対して独自の補助金を設けています。
目的は、再生可能エネルギーの普及だけでなく、災害時の電力確保や地域全体の電力負荷低減です。補助額は「1kWあたり○万円」「一律○万円」といった形が多く、上限額も自治体ごとに異なります。
申請条件には、居住要件や施工業者の指定が含まれる場合があります。制度は年度単位で更新されるため、導入を決めたら早めに最新情報を確認することが重要です。
制度②|家庭用定置型蓄電池導入補助
家庭用定置型蓄電池に対する補助は、防災対策を重視する自治体で多く見られます。
停電時でも電力を確保できる点が評価され、太陽光発電とセットでの導入が条件になるケースもあります。補助額は「容量1kWhあたり○万円」や「上限○万円」といった設定が一般的です。
一方で、対象となる蓄電池の種類や性能が細かく指定されていることもあります。購入前に要件を確認しないと、補助対象外になる可能性がある点には注意が必要です。
制度③|V2H・EV関連設備導入補助
V2H(Vehiclle to Home)やEV(Elelctric Vehicle)関連設備に対する補助金は、電動車両を家庭の電源として活用することを目的としています。
EVを蓄電池代わりに使える点が特徴で、災害時の電源確保にも役立ちます。自治体によっては、V2H単体だけでなく、太陽光発電や蓄電池との同時導入を条件とする場合もあります。
補助額や対象設備は自治体差が大きいため、制度内容を比較しながら検討することが欠かせません。
制度④|太陽光・蓄電池・EVを組み合わせた包括支援制度
一部の自治体では、太陽光発電・蓄電池・EVをまとめて導入する家庭向けに、包括的な補助制度を用意しています。
代表的なのが東京都の取り組みで、脱炭素と防災を同時に進める狙いがあります。
複数設備を同時に導入するため初期費用は高くなりがちですが、その分、補助額も比較的大きく設定されています。
ただし、対象設備や施工条件が細かく定められているため、制度内容を理解したうえで計画的に進める必要があります。
日常で気軽に使うなら「ポータブル電源」の選択肢も!

家庭用ソーラーパネルや蓄電池は魅力的な選択肢ですが、設置工事や初期費用の面でハードルを感じる方も少なくありません。
そうした場合に検討したいのが、工事不要で使えるポータブル電源です。固定設置型とは用途や役割が異なりますが、日常使いや防災用途においては、十分に実用的なケースもあります。
ポータブル電源という選択肢を冷静に整理し「どんな人に向いているのか」を考える材料を提供します。補助金の有無だけで選択肢を狭めるのではなく、ライフスタイルに合った形を考えることが大切です。
家庭用ソーラーパネル・蓄電池補助金に関するよくある質問

家庭用ソーラーパネルや蓄電池の補助金について調べていると「結局どう判断すればいいのか分からない」と感じる方は少なくありません。
制度は毎年更新され、国と自治体で考え方も異なるため、情報が断片的になりやすいのが実情です。
ここでは、補助金検討時によく出てくる疑問を整理し、制度の不確実性や注意点も含めて冷静に解説します。
補助金に振り回されず、自分に合った判断をするための整理パートです。
- Q①|今後の太陽光・蓄電池補助金の動向
- Q②|国と自治体の補助金は併用できるのか
- Q③|補助金は毎年必ずもらえるのか
- Q④|補助金を前提に導入判断してよいのか
- Q⑤|ポータブル電源用ソーラーパネルは対象になるのか
ここで疑問を解消しておくことで、後悔のない選択につながります。一つずつ確認していきましょう。
Q①|今後、太陽光・蓄電池の補助金はどうなる?
今後の補助金は、2026〜2028年にかけて一時的に手厚くなる可能性が高いと見られています。
背景にあるのが、国が掲げる「2030年までに温室効果ガス46%削減」という中期目標です。この目標達成に向け、住宅分野では自家消費型の太陽光発電や蓄電池の導入支援が中心になります。
一方で、売電目的の太陽光発電に対する補助金はすでに縮小傾向です。国の住宅用太陽光単体補助金は2013年で停止しています。
Q②|国の補助金と自治体の補助金は併用できる?
多くの場合、国の補助金と自治体の補助金は併用可能です。
国は省エネ住宅支援やZEH向けの支援制度を提供し、自治体は地域の脱炭素や防災支援を目的とした独自制度を設けています。
ただし、自治体によっては「国補助との併用不可」「同一設備はどちらかのみ」などの制限がある場合もあります。
Q③|補助金は毎年必ずもらえるもの?
結論として、補助金は毎年必ずもらえるものではありません。
多くの制度は予算上限が決まっており、予算が満了するとその年度内で受付終了します。実際に2025年度には、埼玉県の太陽光・蓄電池補助金が年度途中で受付終了した例が確認されています。
Q④|補助金を前提に導入を決めても問題ない?
補助金はあくまで後押し要素と考えるべきです。
その理由は、補助額や条件が年度ごとに変動する可能性が高いためです。国レベルでは太陽光単体補助金が停止し、太陽光発電の支援は他の省エネ系制度の一部として提供されています。
また、自治体補助金は年度・地域ごとの条件変更が頻繁に行われます。したがって、補助金ありきではなく、電気代削減効果・自家消費メリット・防災面での価値を総合的に判断することが重要です。
Q⑤|ポータブル電源用のソーラーパネルにも補助は出る?
基本的に、太陽光パネル補助金は「住宅固定設置型」が対象です。
したがって、ポータブル電源用のソーラーパネルは対象外であるケースがほとんどです。ただし、防災や省エネ機器として自治体が独自支援を行っている例もあり、対象機器や条件は自治体ごとに異なります。
したがって、購入前に自治体公式情報を必ず確認することが重要です。
家庭用ソーラーパネル補助金は積極的に活用しよう

家庭用ソーラーパネルや蓄電池の補助金は、導入コストを抑えるうえで有効な手段です。
ただし、制度は国と自治体で役割が異なり、条件や予算にも大きな差があります。補助金があるかどうかだけで判断すると、思わぬミスマッチが起きやすいのも事実です。
本記事で整理してきたように、補助金は「活用できればプラス」ですが、前提条件にするものではありません。制度の特徴を理解したうえで、自分の生活や目的に合った選択をすることが重要です。
- 国の補助金はZEHやGX志向型など、省エネ住宅支援が中心
- 自治体補助金は地域差が大きく、予算上限で早期終了することもある
- 補助金は年度ごとに内容が変わり、確実性は高くない
- 導入判断は補助金なしでも成り立つ経済性が軸になる
- 工事が難しい場合は、ポータブル電源という代替案も現実的
補助金が使えない場合でも、手軽に始められるポータブル電源という選択肢もあります。
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※本記事は2025年12月時点の情報を基に執筆しております。


