ポータブル電源で炊飯器は使える?必要な出力・容量とおすすめモデル3選を紹介
こんにちは!ソラリッチ店長の森川あかりです。
「ポータブル電源で炊飯器は使えるの?」と疑問に思われていませんか?
結論、十分な出力と容量を備えたポータブル電源であれば、家庭用炊飯器も問題なく稼働します。
本記事では、炊飯器を動かすために必要な電力量の目安や選び方、おすすめモデル3選までわかり安く解説します。ポータブル電源で炊飯器を利用したい方は、ぜひ最後までお読みください。
▼この記事を読んでわかること
- 【結論】ポータブル電源で炊飯器は使える!
- ポータブル電源で炊飯器を稼働させるのに必要な電力量の目安
- 炊飯器に対応するポータブル電源の選び方
- 炊飯器対応のおすすめポータブル電源3選
- ポータブル電源で炊飯器を使用する際の注意点
- ポータブル電源で炊飯器を使う際に消費電力を抑えるポイント

ポータブル電源で炊飯器を利用するなら、ソラリッチがおすすめです。
ソラリッチは、防災・節電・ポイ活を同時に叶える、新しいかたちのポータブル電源です。使用するたびにポイントが貯まり、電気代の節約にもつながります。
また、インテリアに馴染むシンプルなデザインで、自宅やオフィスなど、どんな空間にもおすすめです。
ポータブル電源で炊飯器を使いたい方は、機能性とデザイン性を兼ね備えたソラリッチをぜひチェックしてみてください。
【結論】ポータブル電源で炊飯器は使える!
多くのポータブル電源は、炊飯器の使用にも十分対応しています。ポイントは「出力(W)」と「容量(Wh)」が十分に確保されているかどうかです。
炊飯器は加熱時に大きな電力を消費するため、定格出力が炊飯器の倍以上のモデルを選ぶと安定して稼働します。また、1回の炊飯に必要な電力量は110〜140Wh程度が目安です。
近年では、IH炊飯器にも対応できる高出力モデルも増えています。そのため、必ず自分の炊飯器の仕様をチェックしましょう。
ポータブル電源で炊飯器を稼働させるのに必要な電力量の目安

炊飯器をポータブル電源で動かすには、消費電力と稼働時間の両方を考慮する必要があります。一般的な炊飯器の消費電力は、マイコン式で400〜700W前後、IH式では700〜1,500Wほどが目安です。
炊飯器の種類や炊飯量によっても消費電力量は変わるため、使用前に製品ラベルや取扱説明書で確認しておくと安心です。
例えば、600Wの炊飯器で30分炊飯する場合、電力量はおよそ300Wh(600W×0.5時間)を必要とします。
炊飯器に対応するポータブル電源の選び方

ポータブル電源で炊飯器を使うためには、スペックだけでなく使用環境や目的に合わせた選び方が大切です。それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。
▼炊飯器に対応するポータブル電源の選び方
- 選び方①|出力・容量
- 選び方②|炊飯器の種類
- 選び方③|周波数
- 選び方④|ソーラーパネルとの連携有無
- 選び方⑤|インテリアへの馴染みやすさ
選び方①|出力・容量
炊飯器をポータブル電源で使用する際は、定格出力(W)と容量(Wh)の2点をしっかり確認することが大切です。出力が不足すると炊飯器が起動できず、容量が小さいと途中で電力が切れてしまうからです。
一般的なマイコン式炊飯器は400〜700W、IH式では700〜1,500Wほどの電力を消費します。炊飯開始時には「起動電力」と呼ばれる一時的な高出力が発生するため、最大出力も確認しておくと安心です。
また、炊飯1回あたりの電力量はおおよそ110〜140Whが目安です。保温時間も考慮するなら、500Wh以上の容量を備えたモデルを選ぶと安定して使用できます。
出力と容量に余裕があれば、炊飯以外の家電も同時に使えるため、キャンプや災害時の使い勝手が格段に向上します。
選び方②|炊飯器の種類
マイコン式とIH式では、必要な電力量が異なります。マイコン式はヒーターを使って釜を加熱する構造のため、消費電力は比較的低めで400〜700W程度です。
一方、IH式は磁力によって内釜全体を加熱する仕組みのため、熱効率が高い反面、700〜1,500Wほどの電力を要します。
また、3合炊きと5合炊きでは必要電力が異なるため、利用シーンに合わせてサイズを選ぶことがおすすめです。炊飯器の裏面や取扱説明書には消費電力の記載があるため、ポータブル電源の購入前に確認しましょう。
選び方③|周波数
日本では地域によって電力の周波数が異なり、東日本では50Hz、西日本では60Hzが採用されています。家庭用炊飯器の中には、どちらか一方の周波数にしか対応していないモデルもあります。
そのため、ポータブル電源を選ぶ際は、出力周波数が炊飯器の仕様と一致しているかを確認しましょう。
多くの最新ポータブル電源は50/60Hzの切り替えに対応していますが、古いモデルや安価な製品では固定式のものも存在します。周波数が合わないと、炊飯器が正常に作動しないケースや、内部の回路が故障するリスクもあるため注意が必要です。
選び方④|ソーラーパネルとの連携有無
長時間のキャンプや停電時の使用を想定するなら、ソーラーパネルと併用できるモデルを選ぶと便利です。太陽光で発電しながらポータブル電源を充電できるため、電力を自給自足できます。
晴天時であれば、100Wクラスのソーラーパネルを使用しておおよそ5〜8時間でフル充電が可能なモデルもあります。
例えば、朝に炊飯して、日中に電力を補えれば、夜間の再炊飯やスマホ充電にも対応可能です。特に災害時やキャンプ時には、大きな強みになります。
購入時には、対応するパネルの種類や変換効率もチェックしておきましょう。
選び方⑤|インテリアへの馴染みやすさ
家庭での普段使いを想定している場合、コンパクトで持ち運びやすく、落ち着いたカラーリングのモデルを選ぶのがおすすめです。シンプルなモデルならリビングや寝室にも自然に溶け込み、日常的に使っても違和感がありません。
また、軽量で持ち運びやすいタイプを選べば、停電時や屋外作業など、さまざまな場面で柔軟に活用できます。また、静音設計やLEDライト搭載など、生活空間での使いやすさを考慮した機能もチェックポイントです。
防災用としてだけでなく、家庭に溶け込むデザインを選ぶことで、日常的に「使いながら備える」スタイルが実現します。
ちなみに、ソラリッチは9種類のカラーに着せ替えできるためデザインから選べるため、お部屋の雰囲気に合わせて選択可能です。どんな色があるかチェックしてみてください。
炊飯器対応のおすすめポータブル電源3選

ここでは、炊飯器をしっかり動かせる性能を持ち、アウトドアや防災時にも活躍する3つのモデルを厳選して紹介します。それぞれの特徴や活用シーンを比較しながら、自分に最適な1台を見つけましょう。
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ポータブル電源 |
特徴 |
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solarich 1000(ソラリッチ 1000) |
・ポイント還元システム搭載で、使うほどお得 ・定格出力1,000W・容量640Whで炊飯器も安定稼働 ・ソーラーパネル対応で太陽光充電が可能 |
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Jackery ポータブル電源 1000 |
・定格出力1,000W・最大2,000Wの高出力モデル ・AC・車・ソーラーの3WAY充電に対応 ・PSE・UN38.3取得で高い安全性と信頼性 |
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Anker 767 Portable Power Station |
・2,048Wh・2,000Wの超大容量&高出力設計 ・GaN採用で高効率・低発熱を実現 ・キャスター付きで持ち運びやすく拡張バッテリー対応 |
おすすめ①|solarich 1000(ソラリッチ 1000)

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商品名 |
solarich 1000 (ソラリッチ 1000) |
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価格 |
98,800円 |
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容量(Wh) |
640Wh |
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出力(W) |
1,000W |
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商品URL |
ソラリッチのポータブル電源は「使うほどお得になる」独自のポイント還元システムを搭載した次世代型ポータブル電源です。防災用品としての備えはもちろん、日常生活での節電やお得な活用も可能です。
定格出力1,000W・最大出力1,600Wの高性能仕様で、マイコン式炊飯器(3〜5合炊き)なら問題なく稼働できます。640Whのバッテリーを備えており、1回の炊飯に必要な約110〜140Whを余裕をもってカバーし、炊飯後の保温時間も確保できる設計です。
さらに、ソーラーパネルとの連携に対応しているため、太陽光で電力を補充しながら炊飯できる点も大きな魅力です。
おすすめ②|Jackery ポータブル電源 1000

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商品名 |
Jackery ポータブル電源 1000 |
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価格 |
139,800円 |
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容量(Wh) |
1,002Wh |
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出力(W) |
1,000W |
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商品URL |
アウトドアや災害時用としては、Jackeryの「ポータブル電源 1000」がおすすめです。
容量は1,002Wh、定格出力1,000W・瞬間最大2,000Wの高出力を誇り、炊飯器やドライヤーなど多くの家庭用家電に対応します。別売りのソーラーパネルと組み合わせれば、晴天時に約17時間でフル充電が可能です。
また、PSEマーク・UN38.3国際認証を取得しているため、安全に利用できます。
過充電や過放電を防ぐBMS(バッテリーマネジメントシステム)を搭載しているのも特徴です。防災製品推奨品としての信頼性も高く、家庭でもアウトドアでも頼れる万能モデルです。
おすすめ③|Anker 767 Portable Power Station

引用:Anker 767 Portable Power Station
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商品名 |
Anker 767 Portable Power Station |
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価格 |
199,900円 |
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容量(Wh) |
2,048Wh |
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出力(W) |
2,000W |
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商品URL |
Ankerの「767 Portable Power Station」は、2,048Whの超大容量と2,000Wの高出力を兼ね備えたハイエンドモデルです。IH炊飯器など高い消費電力の家電も安定して稼働できます。
世界初のGaN(窒化ガリウム)技術を採用しており、発熱を抑えつつ効率的に充電できます。炊飯器だけでなく、電子レンジや電気ケトル、電気毛布など複数の家電を同時に使用できるのが特徴です。
キャスター付きでスムーズに移動でき、災害時の持ち運びやキャンプ場での設置も簡単です。拡張バッテリーにも対応しており、最大4,096Whまで容量を増やせます。
高出力・長寿命を兼ね備えた一台として、長期的に使いたい方に最適です。
ポータブル電源で炊飯器を使用する際の注意点

ポータブル電源で炊飯器を使う際は、容量や出力を満たしていれば良いわけではありません。ここでは、使用前に確認しておきたい3つの注意点を詳しく解説します。
▼ポータブル電源で炊飯器を使用する際の注意点
- 注意点①|起動電力を考慮する
- 注意点②|保温時間も想定する
- 注意点③|IH炊飯器の消費電力を把握しておく
注意点①|起動電力を考慮する
ポータブル電源で炊飯器を使う際は、起動時に必要な電力を確保しておきましょう。
炊飯器は電源を入れた瞬間に、通常の消費電力よりも大きな「起動電力」が発生します。一般的には定格消費電力の約2〜3倍に達します。
例えば、定格出力が300Wの場合、起動時には600〜900W前後の電力が必要です。
そのため、ポータブル電源を選ぶ際には「最大出力」も必ずチェックしなければなりません。最大出力が炊飯器の起動電力を下回ると、稼働中に電源が落ちたり、エラー表示が出たりする可能性があります。
特にIH炊飯器などの高出力タイプを使う場合は、出力に余裕があるモデルを選ぶと安定して動作します。
注意点②|保温時間も想定する
炊飯が終わった後も「保温モード」を使用すると電力を消費し続けます。
多くの炊飯器では、保温時の消費電力量は10〜20Wh程度です。しかし、長時間使用すればその分だけポータブル電源の残量が減ります。
例えば、3時間保温した場合、最大60Wh前後の電力を使う計算です。炊飯自体に約150Whを消費したとすると、合計で210Wh以上を消費することになります。
そのため、炊飯後は必要に応じて保温をオフにするのが効率的です。
特にキャンプや停電時には、炊飯直後にフードジャーや保温バッグへ移すことで電力の節約につながります。
注意点③|IH炊飯器の消費電力を把握しておく
IH炊飯器はマイコン式に比べて、消費電力が高い点も想定しておく必要があります。IH式は釜全体を磁力で加熱する構造のため、熱効率は高い一方で消費電力も大きくなります。
出力不足だと電源が落ちたり、途中で炊飯が止まったりする可能性があるため、十分な出力のあるポータブル電源を選びましょう。
長時間の利用を想定するなら、ソーラーパネル充電に対応したモデルや大容量バッテリーを備えた電源を選ぶと実用性が高まります。
ポータブル電源で炊飯器を使う際に消費電力を抑えるポイント

炊飯器は消費電力が大きい家電の一つですが、少しの工夫で稼働時間を延ばせます。ここでは、ポータブル電源で炊飯器を使う際に、消費電力を抑えるポイントを3つ紹介します。
▼ポータブル電源で炊飯器を使う際に消費電力を抑えるポイント
- ポイント①|保温時間を短くする
- ポイント②|エコ機能・早炊きモードを活用する
- ポイント③|一度にまとめて炊く
ポイント①|保温時間を短くする
炊飯後の「保温モード」は便利ですが、電力を消費し続ける要因のひとつです。保温時はヒーターが断続的に作動し、1時間あたり約10〜20Whを消費します。
そのため、炊飯が終わったら早めにご飯を取り出し、フードジャーや保温容器に移しておくのが効果的です。食べきれない分は冷凍保存に切り替えましょう。
ポイント②|エコ機能・早炊きモードを活用する
一般的な炊飯器には、エコ炊飯や早炊きモードなど、省エネ機能が搭載されています。これらのモードを活用し、消費電力を抑えましょう。
早炊きモードは、沸騰から蒸らしまでの時間を効率化し、電力を集中して使うことで、短時間で炊き上げる設計です。仕上がりは通常炊飯よりやや硬めになる場合がありますが、アウトドアや緊急時には十分な実用性を発揮します。
また、エコモードを備えた炊飯器なら、自動で加熱量を最適化して無駄な電力消費を防ぐことが可能です。電源容量に限りがある環境では、エコ機能・早炊きモードを活用することで消費電力を抑えられます。
ポイント③|一度にまとめて炊く
炊飯の回数を減らすことも、電力節約の大きなポイントです。1回あたりの炊飯量を増やして回数を減らすだけで、総消費電力量を抑えられます。
まとめて炊いたご飯は、小分けして冷凍保存すれば、再加熱時に電気ケトルや電子レンジで短時間温めるだけで食べられます。キャンプや車中泊などでは、まとめて炊飯することでバッテリーの残量を確保し、ほかの家電に電力を回せるのも大きなメリットです。
計画的に炊飯回数を減らすことが、長時間の電源運用には欠かせません。
まとめ:ポータブル電源で炊飯器も問題なく使える

ポータブル電源があれば、キャンプや停電時でも炊飯器を使って温かいご飯を楽しめます。
ただし、炊飯器の種類や消費電力によって必要な出力や容量は異なるため、使用前の確認が欠かせません。特にIH炊飯器を使用する場合は、1,000W以上の出力を確保し、保温時間や起動電力も考慮することが大切です。
ぜひ本記事を参考に、家庭の炊飯器に最適なポータブル電源を選定してみてください。
なお、ソラリッチなら、定格出力1,000W、最大瞬間出力1,600Wとマイコン式(3〜5合)の炊飯器には十分対応しています。普段使いにも活用できるので、ぜひチェックしてみてください。