防災時に役立つおすすめのポータブル電源5選|選び方や利用シーン

防災時に役立つおすすめのポータブル電源5選|選び方や利用シーン

こんにちは!ソラリッチのソラリです。

地震や台風などの自然災害が多発する日本において、いつ起きるか分からない停電への備えは重要です。

特に近年は、長期化する停電への不安から、家庭用のポータブル電源の需要が急速に高まっています。

本記事では、防災用としておすすめできるポータブル電源5選を紹介します。選び方の重要ポイントや災害時の具体的な利用シーンも解説しているので、ポータブル電源を探している方は最後まで読んでお役立てください。

▼この記事を読んで分かること

  • 防災に役立つおすすめのポータブル電源5選
  • 長期停電で後悔しないためのポータブル電源の選び方
  • 災害時にポータブル電源が活躍する具体的な利用シーン

防災に役立つおすすめのポータブル電源5選

早速ですが、防災に役立つおすすめのポータブル電源を紹介します。

おすすめ機種

特徴

solarich 1000(ソラリッチ 1000)

充電するとポイントが貯まり経済的に使える

Jackery Solar Generator 1000 New 1070Wh

大手で信頼性の高さに定評がある

Anker Solix C1000 Portable Power Station

業界屈指のコンパクトさで、わずか58分で満充電できる

BLUETTI AORA 100 V2 大容量ポータブル電源

1,000Wh超のモデルでは、コンパクトな設計をしている

DELTA 3 1500

大容量かつ、容量を拡張できる機能がある

おすすめ①|solarich 1000(ソラリッチ 1000)

メーカー名

ソラリッチ株式会社

価格(税込)

98,800円

バッテリー容量

640Wh

定格出力

1,000W(最大瞬間1,600W)

パススルー充電

対応

ソーラーパネル充電

対応(オプション)

バッテリー種類

リン酸鉄リチウムイオン電池

本体サイズ

301×227×193mm

重量

約8.5kg

公式サイト

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solarich 1000(ソラリッチ 1000)は、コンセントやソーラーパネルを使って充電するだけで、ポイントを獲得できる世界初のポータブル電源です。

貯まったポイントは、ギフトや電子マネーなどと交換できるため、電気を備えるだけで経済的なメリットも得られます。防災用品として備蓄するだけでなく、日常の電気代節約にも貢献する製品です。

定格出力は1,000Wと、一般的なドライヤーや電子レンジなどの消費電力の大きな家電も、問題なく使用できる出力設計です。大容量クラスにもかかわらず、重量が約8.5kgと比較的軽量のため、片手で持ち運びやすくなっています。

停電時の非常用電源としてだけでなく、普段使いでも使いたいユーザーに適したモデルです。リン酸鉄リチウムイオン電池を採用しており、長寿命かつ高い安全性を実現しています。

ソラリッチは充電すればするほど、ポイントが貯まるポータブル電源なので、長期的に使えば使うほどお得になります。
電気プランとうまく組み合わせると、消費電力が大きな家電を安い時間帯に稼働させる「ピークシフト」を実現できます。

おすすめ②|Jackery Solar Generator 1000 New 1070Wh

メーカー名

株式会社Jackery Japan

価格(税込)

154,600円

バッテリー容量

定格出力

1,500W(瞬間最大3,000W)

パススルー充電

対応

ソーラーパネル充電

対応(セット付)

バッテリー種類

リン酸鉄リチウムイオン電池

本体サイズ

327x224x247mm

重量

10.8kg

公式サイト

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Jackery Solar Generator 1000 New 1070Whは、ポータブル電源市場を牽引するJackery社の人気モデルです。発電機とソーラーパネルがセットになったパッケージで販売されており、停電時に電力の自給自足を目指すユーザーに向いています。

容量は1,070Whと、家族の数日間の情報収集や照明を賄うのに十分な水準です。特に災害時において、太陽光から電力を補充できることは大きな安心感につながります。

また、Jackery製品は、長年の販売実績と高い安全基準をクリアしているため、信頼性を重視するユーザーにおすすめです。リン酸鉄リチウムイオン電池を採用することで、バッテリー寿命が大幅に延びています。アウトドア利用も想定したしっかりした設計も、防災用品としての価値を高めています。

おすすめ③|Anker Solix C1000 Portable Power Station

メーカー名

Anker(アンカー)

価格(税込)

119,900円

バッテリー容量

1,056Wh

定格出力

1,500W

パススルー充電

対応

ソーラーパネル充電

対応(オプション)

バッテリー種類

リン酸鉄リチウムイオン電池

本体サイズ

376x205x267mm

重量

約12.9kg

公式サイト

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Anker Solix C1000 Portable Power Stationの特徴は、業界屈指のコンパクトさと高い出力性能です。重さは約12.9kgに抑えられており、女性でも持ち運びやすい設計です。バッテリー容量は1,056Whでありながら、定格出力は1,500Wという高いパワーを誇ります。

そのため、電気ケトルやドライヤーなど、瞬間的に大きな電力が必要な家電も安心して使用することが可能です。災害時でも、普段と変わらない家電の使用を優先したいユーザーに向いています。

充電速度が速い点もメリットで、100%充電できるまでに58分で完了します。急な停電に備え、常に充電を保ちたい防災用途において、この急速充電能力は大きなメリットです。

おすすめ④|BLUETTI AORA 100 V2 大容量ポータブル電源

メーカー名

BLUETTI JAPAN株式会社

価格(税込)

139,800円

バッテリー容量

1,024Wh

定格出力

1,800W

パススルー充電

対応

ソーラーパネル充電

対応(オプション)

バッテリー種類

リン酸鉄リチウムイオン電池

本体サイズ

320×215×250mm

重量

約11.5kg

公式サイト

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BLUETTI AORA 100 V2 大容量ポータブル電源は、高い出力とコンパクトさを両立させた日本限定モデルです。容量は1,024Wh、定格出力は1,800Wを誇り、この容量は数日間の電力確保に役立ちます。一般的な家庭用家電のほとんどを動かせるパワーも備えています。

1,000Whを超える大容量でありながら、本体サイズは同クラスでは業界最小クラスとなるコンパクトさが特長です。重さも約11.5kgに抑えられているため、設置場所を選ばず、持ち運びもしやすくなっています。

また、専用のスマホアプリが用意されています。電源のオン・オフやモード切替がアプリ上から操作できるだけでなく、バッテリー残量や入力・出力のワット数などもチェック可能です。

ポータブル電源から離れた場所から電力の残量と使用状況を正確に把握し、無駄な電力消費を防止できます。

おすすめ⑤|DELTA 3 1500

メーカー名

EcoFlow Technology Japan株式会社

価格(税込)

181,500円

バッテリー容量

1,536Wh

定格出力

最大1,500W

パススルー充電

対応

ソーラーパネル充電

対応

バッテリー種類

リン酸鉄リチウムイオン電池

本体サイズ

398x213x281mm

重量

約16.5kg

公式サイト

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DELTA 3 1500は、容量の拡張性を重視して選ぶユーザーに最適なポータブル電源です。初期容量は1,536Whと大きく、定格出力も最大1,500Wと強力です。別売りのバッテリーパックを追加することで、さらに容量を大幅に拡張できるようになります。

また、圧倒的な充電速度も特長です。家庭用コンセントを使用した場合、最短90分でフル充電が完了するため、災害が差し迫っている状況で、短時間で備蓄できます。

冷蔵庫や小型の冷暖房機器といった、消費電力の大きい家電も安心して使用できます。高い拡張性と高速充電を両立しているため、自宅避難の生活レベルを将来にわたって維持したいユーザーに有効な選択肢です。

防災に役立つポータブル電源を選ぶ際のチェック項目

ポータブル電源を防災用に選ぶ場合、以下の項目をチェックすることが推奨されます。

▼防災に役立つポータブル電源を選ぶ際のチェック項目

  • 項目①|バッテリー容量
  • 項目②|定格出力
  • 項目③|出力波形
  • 項目④|周波数
  • 項目⑤|出力ポート

項目①|バッテリー容量

災害時の生活レベルを維持するためには、必要な電力量を事前に把握することが不可欠です。バッテリー容量とは、ポータブル電源が蓄えられる電気の総量を指します。

バッテリー容量は「Wh(ワットアワー)」という単位で、Whの数値が大きいほど、より多くの電力をより長い時間利用できる点が特徴です。

ポータブル電源の容量目安は、以下のとおりです。

目安容量

用途

1,000Wh以上

数日間の停電対策、冷蔵庫・暖房器具などの使用を想定する場合

500Wh前後

スマホ充電や照明など、最低限の電力確保の場合

防災用であれば、1,000Wh以上がおすすめです。容量が足りないと、停電が長引いた場合に情報収集の手段すら失ってしまう危険性があります。

バッテリー容量は日常生活でどれくらい必要か分かりにくいですよね。
防災の際もできるだけ普段の生活のレベルは下げたくないと思うので、普段使っている家電の消費電力を計算してみましょう!

項目②|定格出力

定格出力は、ポータブル電源が安定して供給できる最大の電力のことで、値は「W(ワット)」という単位で示されます。容量が電気の「貯蔵量」であるのに対し、定格出力は電気の「パワー」です。

使用したい家電製品の消費電力が、ポータブル電源の定格出力を超えてしまうと、電源が落ちて使用できません。特に、消費電力の大きな家電を使いたい場合は、この定格出力が大切です。

定格出力の目安は、以下のとおりです。

目安容量

用途

1,500Wh以上

一般的な家庭用家電(照明やスマホ、冷蔵庫など)を使いたい場合

500Wh以上

最低限の電力確保(照明やスマホ充電)の場合

防災用として備える際は、1,000Wh以上のモデルが推奨されます。使いたい家電のワット数を確認し、それよりも大きな定格出力を持つモデルを選びましょう。

項目③|出力波形

ポータブル電源が生成する電気の波形には、種類があります。特に注意すべきは、家電の動作に直結する出力波形です。家庭用コンセントから供給される電気の波形は「純正弦波(正弦波)」と呼ばれています。ポータブル電源を選ぶ際には、純正弦波に対応しているかを必ず確認してください。

純正弦波に対応していない「修正波」や「矩形波」のポータブル電源もあります。これらの波形を使うと、パソコンや精密機器にノイズが入る場合があります。

また、冷蔵庫や扇風機などといった、モーターを搭載した家電を故障させてしまう危険性も高まる点に注意しましょう。

項目④|周波数

日本の電力システムには、地域によって異なる2種類の周波数が存在します。東日本は「50Hz(ヘルツ)」、西日本は「60Hz(ヘルツ)」に分かれています。この周波数の違いは、明治時代の発電機輸入に端を発する歴史的な背景によるものです。

周波数が指定されている家電を異なる周波数で使用すると、正常に作動しない恐れがあります。最悪の場合、家電の故障や性能低下につながるため、注意が必要です。特に災害時、避難先といった普段と異なる地域へ移動する可能性も否定できません。

そのため、50Hzと60Hzの両方に対応し、手動または自動で周波数を切り替えられる機能があるポータブル電源を選びましょう。

項目⑤|出力ポート

災害時は情報収集や連絡のために、家族全員のフィーチャーフォンやスマホなどの通信機器を充電する必要があります。ポータブル電源に搭載されている「出力ポートの種類と数」は大切で、数多くあれば、多くの通信機器を同時に充電することが可能です。

ACコンセントの数だけでなく、USBポートの数もあわせて確認してください。複数あれば、自宅での避難生活で家族が同時に充電できるほか、避難所で周囲の方と電力をシェアすることもできます。

ポータブル電源がどの防災シーンで役立つか?

ポータブル電源は、災害による停電が起きた際、情報収集や体温管理、衛生維持といった重要な役割を果たします。自宅避難や避難所での生活レベルを維持するために、ポータブル電源がどのように役立つかを理解しておきましょう。

▼ポータブル電源がどの防災シーンで役立つか?

  • 防災シーン①|情報収集をするとき
  • 防災シーン②|照明を確保するとき
  • 防災シーン③|快適な環境を維持するとき
  • 防災シーン④|食料の保存と調理をするとき

防災シーン①|情報収集をするとき

災害発生時、命を守る行動を取るために情報は必要不可欠です。停電が起きても、情報を途切れさせないことは命を守る上で最優先事項となります。

ポータブル電源があれば、スマホやタブレットを繰り返し充電できるため、家族や知人との安否確認を継続的にできます。SNSやアプリを通じた最新の避難情報や災害状況の確認も可能です。

ポータブル電源により、被災地や避難地であっても、通信手段を確保しやすくなります。被災者の孤立を防止できるため、精神的な不安の軽減にもつながるのはメリットです。

防災シーン②|照明を確保するとき

大規模な災害による停電は、夜間に発生する恐れもあります。照明がない状態では、家の中で怪我をする危険性が高まり、心理的な不安も増大します。

ポータブル電源は、停電が長引いても、部屋全体や避難所内の必要な場所を長時間明るく照らせるアイテムです。低消費電力のLEDランタンやUSBライトに給電することで、夜間の活動時間を確保できます。

持ち運び可能なライトを繰り返し充電できるため、移動や作業時の安全を確保することが可能です。照明の確保は、単に明るさをもたらすだけでなく、精神的な安心感を得るためにもなくてはなりません。

被災地や避難所に照明がないだけで、ゾッとします。
停電によって夜の闇が訪れると、日常的に当たり前のものがなくなる、備えが必要です。

防災シーン③|快適な環境を維持するとき

極端な暑さや寒さの中で過ごすことは、体力の消耗を早め、命の危険につながります。特に真夏や真冬の停電時、体温調節のための電力確保は重要です。

ポータブル電源は、季節に応じた空調機器の稼働を可能にします。夏の暑さ対策として、扇風機や冷風機、小型エアコンなどを稼働させ、熱中症や脱水症状を予防できます。

一方、電気毛布や電気ヒーター、ホットカーペットなどの寒さ対策のアイテムも利用可能です。快適な温度の維持は、健康を守るための優先事項のひとつなので、体力の消耗を最小限に抑えられるようになります。

防災シーン④|食料の保存と調理をするとき

災害時、常温保存可能な非常食に頼りがちですが、栄養の偏りや冷たい食事が続いてしまうとストレスになりがちです。

その点、電気による調理を可能にするポータブル電源があれば、食料の安全性と食事の質を維持する役割を果たします。

ポータブル電源があると、冷蔵庫や冷凍庫を一時的に稼働できるため、停電による食品の腐敗を防ぎ、特に医薬品や乳幼児の食材を守れます。

加えて、電気ケトルでお湯を沸かし、電気炊飯器や電子レンジを使って温かい食事も用意できる点もメリットです。温かい食事は、心身の疲労を癒し、被災生活の質を向上させる効果があるため、体力の維持につながります。

ソラリッチは、コンセントやソーラーパネルを使って充電するだけで、ポイントが貯まるタイプの世界初のポータブル電源を提供しています。貯まったポイントは、ギフトや電子マネーなどと交換できるので、長期的に使えば使うほどお得です。

>>ポータブル電源のソラリッチについて詳しく見てみる<<

【まとめ】防災時に備えておすすめのポータブル電源を準備しよう

ポータブル電源は、情報収集や医療機器の稼働、体温維持といった命と安全を守るために欠かせない防災アイテムです。

製品選びで失敗しないためには、「容量(Wh)」「定格出力(W)」「安全性」の3つを最優先で確認してください。日常的な利用も兼ねて、利便性とパワーのバランスが良いモデルを求める場合は、定格出力1,000W以上の規格がおすすめです。

停電への漠然とした不安を解消する最初の一歩は、行動に移すことです。本記事を参考に、家庭に合ったポータブル電源を見つけて、災害に備えましょう。

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